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修理録(202)

古い印判皿を金継ぎしました。


修理前。2つに割れ、大小の欠けが2ヵ所にできていました。

修理後。

緑に金がよく映えます。「印判」は明治以降に広まった絵柄を転写して焼き付ける器の量産技法。量産とはいっても古い物ならではのかすれや形のゆらぎがあり、とても味わい深いです。100年以上この世に残ってきた器、これからもお使いいただけますように。

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