2017年1月17日修理録(38) 割れてしまった杯を金継ぎしました。もともと金彩がほどこされているため、金仕上げがしっくりと馴染みました。金粉は丸粉(まるふん)を使っています。 底には大小2ヶ所の欠けができていました。 下の写真は丸粉を磨く前。光沢はなく、黄土色をしています。蒔いた後に漆を塗って固め、磨いて仕上げます。 こちらが丸粉。やわらかい毛の筆を使って、慎重に蒔いていきます。こうして見ると土のようですが、研いで磨くと金属らしい光沢が出ます。仕上げの楽しい工程。#割れ修理 #金仕上げ #修理録 #金継ぎの道具
割れてしまった杯を金継ぎしました。もともと金彩がほどこされているため、金仕上げがしっくりと馴染みました。金粉は丸粉(まるふん)を使っています。 底には大小2ヶ所の欠けができていました。 下の写真は丸粉を磨く前。光沢はなく、黄土色をしています。蒔いた後に漆を塗って固め、磨いて仕上げます。 こちらが丸粉。やわらかい毛の筆を使って、慎重に蒔いていきます。こうして見ると土のようですが、研いで磨くと金属らしい光沢が出ます。仕上げの楽しい工程。#割れ修理 #金仕上げ #修理録 #金継ぎの道具