修理録(17)


修理によく入ってくる焼き物のひとつが九谷です。藍の絵付けがシックな輪花をお預かりしました。九谷というとさまざまな色を用いた華やかなイメージが強いですが、こちらのような控えめなデザインも素敵です。

縁の小さな欠けを継いであります。藍と金は相性がいいですね。ぽちっとした控えめでかわいらしいアクセントになったと思います。

こちらの「魁」もいっしょにお預かりしました。ヒビ部分は一度弁柄漆(朱色の漆)で仕上げを試みましたが、「流血・・・?汗」と思うような風情になってしまったので、銀で仕上げました。「仕上げの色はおまかせで」と承ったものは、いくつかパターンを試してしっくりくるものに決めています。楽しい工程です。

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