2016年6月23日修理録(13)染屋焼のお湯呑みをお預かりしました。赤みが強いため、なじみのよい金で仕上げています。欠損はヒビが2ヶ所、1cm大の欠けが1ヶ所。ヒビは漆を染み込ませ、広がらないよう固めています。欠けは錆漆で充填。 お湯呑みの作者は長野県筑北村に窯を持つ江間廣氏。長野県の土を使い、作陶されています。染屋焼は長野県上田市にゆかりのある焼き物で、昭和32年に国の重要民俗文化財に指定されています。いわゆる焼締で、釉薬はかかっていません。焼締の中でも鉄分を多く含み、鮮やかな赤褐色が特徴的です。 金が主張しないよう、細い線で仕上げました。 #修理録 #金仕上げ #欠け修理 #ヒビ修理
染屋焼のお湯呑みをお預かりしました。赤みが強いため、なじみのよい金で仕上げています。欠損はヒビが2ヶ所、1cm大の欠けが1ヶ所。ヒビは漆を染み込ませ、広がらないよう固めています。欠けは錆漆で充填。 お湯呑みの作者は長野県筑北村に窯を持つ江間廣氏。長野県の土を使い、作陶されています。染屋焼は長野県上田市にゆかりのある焼き物で、昭和32年に国の重要民俗文化財に指定されています。いわゆる焼締で、釉薬はかかっていません。焼締の中でも鉄分を多く含み、鮮やかな赤褐色が特徴的です。 金が主張しないよう、細い線で仕上げました。 #修理録 #金仕上げ #欠け修理 #ヒビ修理