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修理録(6)洋食器の金継ぎ
ご無沙汰しております。ひさ〜〜〜しぶりの日記になってしまいました、すみません。知人からは「生きてんの?」と訝られる始末でしたが、大丈夫です、日々修理をすすめております。
修理が終わったものは、お返しする前に記録として写真を撮らせていただいています。約3ヶ月の間にかなりの蓄えになったので、こちらで随時ご紹介していきます。(「お直しの例」のページでは先に掲載しておりますので、よかったらご覧くださいませ)
修理に入ってくる器は和食器がほとんどなのですが、春先に洋食器をお預かりしました。ご依頼主はそれぞれ別の方なのですが、不思議なことにウェッジウッドのカップが修理場にそろいました。
金継ぎは室町時代に日本で生まれた修理技法ですが、もちろん洋食器にも合います。特に今回のお品は金彩が施されていたので、より金がなじんでいます。もともと華やかなウェッジウッドのカップが、さらに華やぎますね。
こちらはティーカップ。「捨てようか」と悩んだそうですが、修理に出していただきました。
こちらはペアのコーヒーカップ。いただきもので、欠けてしまってからも大事に取ってあったそうです。またたくさん使っていただけますように!
しばらく修理録がつづきます。お付き合いください〜。
◎ご依頼をいただいている皆様、お待たせして大変申し訳ございません。仕上がり次第ご連絡差し上げます。今しばらくお時間をいただければと思います。