修理録(341)

古い向付(むこうづけ)、大小3ヶ所の欠けを銀継ぎしました。


修理前。縁が3cmほどにわたって欠けています。

修理後。

こちらは修理前。小さい欠けは5mm、大きい欠けは4cmほどの大きさ。

修理後。

側面からも銀がのぞきます。

こちらは桃山時代に作られたお品。ところどころ欠けながらも長い年月を経てきた器をお預かりすると、背筋が伸びる思いです。これからさらに時間を経て白銀が燻銀色になり、今回の修理跡も一層なじんでいくことでしょう。どうか末永くお使いいただけますように。