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修理録(212)

  • 執筆者の写真: 神川梓
    神川梓
  • 2020年10月30日
  • 読了時間: 1分

グラスの欠けをお直ししました。


修理前。縁に幅6mmほどの欠けができていました。

修理後。

錫粉を蒔いて仕上げました。ガラスの場合、薄手であったり破損の激しいものはお預かりできないことがありますが、今回は厚みがあり、縁が少し欠けただけの状態だったのでお直しできました。錫を使ったことで、凛とした雰囲気に。全体に貫入があり、氷の表面のようにも見えます。使うほどに貫入が広がり、表情が変わっていくのだそう。日々変化を楽しめるグラス、直した跡も含めて長くお楽しみいただけますように。

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器のお直しカミカワ|金継ぎ|陶磁器の修理

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©️2015 azusa kamikawa.

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