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2023年5月26日
修理録(473)
蕎麦猪口のヒビと欠けを銀継ぎしました。 修理前。 修理後。 染付の青と銀の組み合わせで涼しげな表情に仕上がりました。銀が経年によって黒みがかってくると、一層渋い風合いに育つと思います。 ・・・・ ブログでのお直しの記録は今回で終了いたします。今後はInstagramとTwi...
2023年3月24日
修理録(456)
4つに割れたカップを銀継ぎしました。 修理前。 修理後。 仕上がり直後は写真のような白銀色ですが、使うにつれ銀が黒みがかってくると釉薬の色になじんでいくと思います。これからもご愛用いただけますように!
2023年3月11日
修理録(453)
割れた猪口を銀継ぎしました。 修理前。接着剤で修繕されていたものを完全に剥がしてから継ぎ直しました。 修理後。 江戸時代中期に作られたお品だそうです。染付の青と銀の組み合わせで凛とした雰囲気に仕上がりました。銀が経年によって黒みがかってくるとより渋い風合いに育つと思います。
2023年2月3日
修理録(447)
古い印判皿を銀継ぎしました。 修理前。8つに割れた状態でした。 修理後。 明治時代の器です。割れが広範囲に及んでいましたが、銀で仕上げたことで派手になりすぎずしっくりとなじみました。銀が経年によって黒みがかってくるとより器の古色と調和が取れると思います。
2022年12月16日
修理録(437)
割れたマグカップの持ち手を銀継ぎしました。 修理前。持ち手が3つに割れた状態でした。 修理後。 持ち手はどうしても使用時に負荷がかかるため、接着後に和紙を巻いて補強しています。 継ぎ目のラインは幅1cmほど。 修理直後は白銀ですが、経年によって黒みを帯びてくると渋い雰囲気に...
2022年11月4日
修理録(428)
割れたティーポットの注ぎ口を銀継ぎしました。 修理前。 修理後。 破片が残っていなかったため、砥粉と漆を練った錆漆(さびうるし)で成形しました。 益子町で作陶されている郡司庸久さんのポットです。グレーがかった白の釉薬に銀がしっくりなじみました。経年によって銀が黒みがかってく...
2022年9月9日
修理録(419)
古伊万里の豆皿、縁にできた欠けを銀継ぎしました。 修理前。幅1cmほどの欠けができています。 修理後。 手のひらにすっぽりと収まる大きさです。古伊万里の染付に銀がよく似合いました。日々ご愛用いただけますように。
2022年9月2日
修理録(418)
飯碗の欠けを銀継ぎしました。 修理前。幅1cmほどの欠けができていました。破片も一部残っています。 修理後。 破片を接着したのでリング状の継ぎ目になりました。 側面。 深い黒の釉薬に白銀がよく映えました。経年によって銀が黒みがかってくると一層なじんでいきそうです。...
2022年6月18日
修理録(394)
徳利の割れとヒビを銀継ぎしました。 修理前。中心部分が割れ、注ぎ口にかけてヒビが入った状態でした。 修理後。
2022年5月28日
修理録(388)
豆皿のヒビを銀継ぎしました。 修理前。 修理後。 銀が染付けの藍色によく似合いました。経年によって銀が黒みがかってくると渋い雰囲気に育ちそうです。
2022年5月20日
修理録(386)
蕎麦猪口のヒビを銀継ぎしました。 修理前。底から側面にかけて8cmほどヒビが入っていました。 修理後。 側面。 経年によって銀が黒みがかってくると一層渋い雰囲気になりそうです。長くお使いいただけますように。
2022年5月13日
修理録(383)
猪口のヒビを銀継ぎしました。 修理前。底の少し上にぐるりとヒビが入っていました。 修理後。 藍色の染付けに銀がしっくりなじみました。日々の晩酌に使われるそうです。長くご愛用いただけますように。
2022年4月2日
修理録(377)
花模様のグラス、1片の割れをお直ししました。 修理前。 修理後。 仕上げには錫粉を使いました。青い花模様と相まって、凛とした涼しげな雰囲気に。これからも長くお使いいただけますように。
2022年2月25日
修理録(363)
とんすいの割れを銀継ぎしました。 修理前。幅3cmほどの破片が1つ。細かい破片が残っていない部分もありました。 修理後。 シックな釉薬のグラデーションに控えめな銀がそっとなじみました。経年によって銀が黒みがかった色になると、一層渋い雰囲気に育つことと思います。
2022年2月4日
修理録(359)
有田焼の中鉢、幅3cmほどの破片を銀継ぎしました。 修理前。 修理後。 側面。 佐賀県有田町、李荘窯の器です。緻密ながらも力の抜けた絵付けがとても味わい深いですね。銀が経年によって燻銀のような色合いになると、一層渋い雰囲気になりそうです。これからも長くお使いいただけますよう。
2021年12月21日
修理録(341)
古い向付(むこうづけ)、大小3ヶ所の欠けを銀継ぎしました。 修理前。縁が3cmほどにわたって欠けています。 修理後。 こちらは修理前。小さい欠けは5mm、大きい欠けは4cmほどの大きさ。 修理後。 側面からも銀がのぞきます。...
2021年12月17日
修理録(338)
黒織部の抹茶茶碗を銀継ぎしました。 修理前。破片は7片。破片が残っていない部分も多数あり、隙間を埋めながら修理を進めました。 修理後。 外側のみ銀粉を蒔き、内側は黒漆を塗って仕上げました。 側面。 破片どうしの隙間は木粉と漆、水、小麦粉を混ぜたもので充填。角度によって表情が...
2021年11月19日
修理録(330)
柳宗理の器2点を銀継ぎしました。 1点目、修理前。幅1cmほどの欠けを銀継ぎしました。 修理後。 2点目、修理前。こちらも幅1cmほどの欠けができています。 修理後。 少し深さのある器です。 黒のマットな釉薬に銀がよく似合いました。経年によって銀が黒みがかってくると、一層な...
2021年11月5日
修理録(327)
お湯呑みの欠けを銀継ぎしました。 修理前。縁に幅8mmほどの欠けができていました。 修理後。 緻密なしのぎがとても美しい、鈴木宏美さんのお湯呑みです。ブルーグリーンの釉薬に控えめな銀がよく似合いました。経年によって銀が黒みがかってくると、またちがった雰囲気になりそうです。こ...
2021年10月26日
修理録(324)
蕎麦猪口の欠けとヒビを銀継ぎしました。 修理前。幅3cmほどの欠けと、そこから八の字にヒビが伸びていました。 修理後。 側面。 大きい欠けの反対側にも8mmほどの欠けがありました。 染付けの青に銀の組み合わせで、凛とした雰囲気に仕上がりました。銀が経年によって黒みがかってく...
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